札幌のSNS広告事例「食品系EC販売のケース」

札幌のSNS広告事例「食品系EC販売のケース」

こんにちは。インターンの佐々木です。本日は道産食品をEC販売している企業様がSNS広告を実施した際の事例について紹介いたします。

前提

まず、今回紹介する事例について前提条件をまとめます。

広告主 道産食品の販売会社
目的 定期購入商品の購入
配信地域 東京23区
配信期間 1ヶ月
配信媒体 Instagram
年齢 30代以上
ターゲット 興味・関心:食通、グルメ、通信販売
予算 10万円

道産食品の販売会社が、自社のECでの売上を伸ばすために、Instagram広告を配信しました。今回の商品は単価が高めのものだったので、年齢に関しては収入に余裕ができているであろう、30代以上に絞っています。また、配信ターゲットに関しては、美味しいもんに興味がありそうな、食通やグルメ、そしてEC購入に抵抗のない人に配信されるよう、通信販売で絞り込んでおります。

上記の事例について、紹介していきます。

サマリー

まず、配信結果の数字まとめです。

リーチ数 広告を見た人数
(同一人物が2回見てもカウントは1になります)
50,000
インプレッション数 広告が表示された回数 120,000
クリック数 サイトURLがクリックされた回数 1,400
コンバージョン数 商品購入数 6
フリークエンシー 1人の人に対する平均広告表示回数 2.5
クリック率 クリック数 ÷ インプレッション数 1.2%
コンバージョン率 コンバージョン数 ÷ クリック数 0.4%
クリック単価 予算 ÷ クリック数 71円
コンバージョン単価 予算 ÷ コンバージョン数 16,000円

今回は月ごとの定期購入の商品を広告で販売しておりました。
商品単価が月額5000円なので、1ヶ月で考えると広告費が売上の3倍近くなので、広告単価に見合わなくなってしまいます。
しかし、定期購入の商品なので、今回の購入者が購入を継続してくれればしてくれるほど、4ヶ月程度継続購入してくれれば、広告費は回収できる計算となります。

また、22人が今回の広告に興味を持ち、広告を保存してくれています。そういった方々にリマーケティングをかけられることなどを考えると、さらに広告費率は圧縮されていきます。

性別

性別で切り分けてみると以下のような数値となります。

女性 男性
リーチ数 36000 14000
インプレッション数 85000 35000
クリック数 1000 400
コンバージョン数 6 0
クリック率 1.18% 1.14%
コンバージョン率 0.6% 0%
クリック単価 70 75
コンバージョン単価 11600

全体的に、各数字、割合ともに女性の方が高くなっております。また最終的に購入したものも女性のみとなりました。女性だけで考えると、コンバージョン単価も全体で見たときより5000円近く下がっています。

今後は女性に絞って配信していくことで、効率を高めていくことが可能となります。

年齢

次に年齢で切り分けてみます。

30-44 45-54 54-64 65-
リーチ数 26000 17000 6000 1000
インプレッション数 59000 43000 16000 2000
クリック数 530 540 290 40
コンバージョン数 0 3 3 0
クリック率 0.90% 1.26% 1.81% 2.00%
コンバージョン率 0.56% 1.03%
クリック単価 71 70 67 130
コンバージョン単価 12567 6500

年齢で見ると、若い層のほうがinstagramを利用している母数も多いので、リーチやクリック数は多い傾向にあります。その反面、クリック率に関しては年齢が上がるごとに高くなります。

また、購入に結びついたのは、45−64歳までのみとなるので、配信する年齢層を狭めることで、広告効率を高めることが可能です。

まとめ

本日は、道産食品の販売に関して、実際のSNS広告配信結果をまとめました。
今後SNS広告配信を検討されている方は、ぜひこの数字を参考してみてください。