札幌のリスティング広告事例「食品系EC販売のケース」

札幌のリスティング広告事例「食品系EC販売のケース」

こんにちは。インターンの佐々木です。本日は道産食品をEC販売している企業様がリスティング広告を実施した際の事例について紹介いたします。

前提

まず、今回紹介する事例について前提条件をまとめます。

広告主 道産食品の販売会社
目的 定期購入商品の購入
配信地域 東京23区
配信期間 約1ヶ月
配信媒体 リスティング広告
予算 30万円

道産食品の販売会社が、自社のECでの売上を伸ばすために、リスティング広告を配信しました。
配信キーワードとしては下記のようなものを設定しています。

  • ブランド名
  • ブランド名+通販、取り寄せ等
  • 商品ジャンル+通販、取り寄せ等
  • 商品ジャンル+美味しい、うまい等
  • 商品ジャンル+人気、ランキング等

上記の事例について、紹介していきます。

サマリー

まず、配信結果の数字まとめです。

表示回数 広告が表示された回数 34,000
クリック数 サイトURLがクリックされた回数 5,500
コンバージョン数 商品購入数 28
クリック率 クリック数 ÷ インプレッション数 16%
コンバージョン率 コンバージョン数 ÷ クリック数 0.5%
クリック単価 予算 ÷ クリック数 53円
コンバージョン単価 予算 ÷ コンバージョン数 10,714円

今回は月ごとの定期購入の商品を広告で販売しておりました。
商品単価が月額5000円なので、1ヶ月で考えると広告費が売上の2倍近くなので、広告単価に見合わなくなってしまいます。
しかし、定期購入の商品なので、今回の購入者が2ヶ月継続してくれれば、広告費はほぼ回収できます。そこから更に継続を続けてもらえれば、利益も出てきます。

性別で切り分けてみると以下のような数値となります。

女性 男性
表示回数 22000 12000
クリック数 3800 1700
コンバージョン数 22 6
クリック率 17.3% 14.2%
コンバージョン率 0.6% 0.4%
クリック単価 51 64
コンバージョン単価 8727 18000

全体的に、各数字、割合ともに女性の方が高くなっております。また最終的に購入したものも9割以上が女性となりました。女性だけで考えると、コンバージョン単価も全体で見たときより2000円近く下がっています。

今後は女性に絞って配信していくことで、効率を高めていくことが可能となります。

年齢

次に年齢で切り分けてみます。

45-54歳 35-44歳 55-64歳 65歳以上 25-34歳 18-24歳
表示回数 15000 5000 3000 2500 6000 2500
クリック数 1700 1100 500 300 1300 600
コンバージョン数 11 7 3 3 3 1
クリック率 11.3% 22.0% 16.7% 12.0% 21.7% 24.0%
コンバージョン率 0.6% 0.6% 0.6% 1.0% 0.2% 0.2%
クリック単価 56 53 58 50 55 52
コンバージョン単価 8636 8286 9667 5000 24000 31000

今回購入に結びついた方の8割以上が35歳以上となりました。35歳以下の若年層に関しては、クリック率は高いものの、コンバージョン率は低くなっています。商品が月5000円程度してしまうので、購入できるほどの価格帯ではなかったことが予想されます。

まとめ

本日は、道産食品の販売に関して、実際のリスティング広告配信結果をまとめました。
今後リスティング広告配信を検討されている方は、ぜひこの数字を参考してみてください。