北海道におけるインバウンドマーケティングの可能性。海外向けオウンドメディア
- 2020.05.01
- コンテンツマーケティング
こんにちは。インターンの佐々木です。本日は海外向けのコンテンツマーケティングについて書いていきたいと思います。北海道の商品、特に食関係の物は海外でも大変人気です。海外にも販路を広げていきたいといった際に参考にしていただければと思います。
海外向けのオウンドメディア
まず、海外向けのオウンドメディアといっても、基本的にな考え方は日本向けと変わりません。ただターゲットが大きく異なります。日本人の感覚で考えていても、ターゲットとする国の人たちには全く受けないといったことも考えられますので、その点はしっかりと調査をする必要があります。
ターゲットの選定
まず、海外向けオウンドメディア作ろうと考えた時に、海外とひとくくりにしてはいけません。国によって言語も違えば、検索の仕方も違ったりします。まずは、作成するオウンドメディアはどの国をターゲットにするのかといったことを考えましょう。
国の選び方についてですが、すでに海外の人への販売実績があるという場合には、その国籍割合を調べて、割合の高い国から攻めていくという方法があると思います。全く売れるかどうかわからない市場にチャレンジするよりは、まず実績のある国から攻めていくのが安全です。
まだ実績がない場合には、人口(市場規模)、自社のターゲット層がどれくらいいそうか、競合などを調査の上、ターゲットとする国を選定しましょう。
チャネルの選定
日本と海外では、使われている検索エンジン・SNS等が大きく変わってきます。ターゲットとする国では何が使われているのかを調査する必要があります。例えば、中国では検索エンジンにgoogleは使われておらず、百度という検索エンジンが使われています。韓国ではNaverを使っている人が多かったりと、googleを想定して作っていては失敗に終わってしまいます。
また、検索キーワードも日本の感覚とは違うことが多いので調査が必要です。
SNSに関しても国によって主流の物が違います。大体どの国にも、facebook・instagram・twitterなどはありますが、日本とは使用している割合が変わるので、事前に調査が必要となります。
その国の人がどのチャネルを使って、自社のオウンドメディア運用するか、広めていくかということを考えましょう。
コンテンツの制作
チャネルも考えた後は、コンテンツの作りこみを行っていきます。コンテンツの制作においては、基本的にターゲットとなる国の人をプロジェクトメンバーに交えてコンテンツ案を考えていったほうがよりいいです。日本の感覚と海外の人の感覚は思っている以上違います。そしてこれは、どんなに勉強しようと思ってもなかなか理解できるものではありません。長年住んでいないとわからないこともあるので、ターゲットとなる国の人材を見つけることをおすすめします。
また海外の人が見るので、当然ターゲットとなる国の言語での翻訳が必要です。こちらは日本語が話せる現地国籍の人にお願いするのがベストです。こちらの想いを正確に伝えることもできますし、翻訳もネイティブが書いたものになるので。
google翻訳の精度も以前と比べるととても向上していますが、オウンドメディア制作においてはまだ使えるものではありません。どうしても、翻訳者が見つからない以外は使わないほうがいいです。
分析・改善
製作後の分析改善は基本的には日本向けと変わりません。各数値の状況を見ながら、問題となっている箇所を改善していきましょう。
まとめ
海外向けのオウンドメディアに関しては言語や習慣の違いがありますが、基本的には作成の手順や大事なことは変わりません。
また、冒頭にもいましたが北海道はあらゆる商品、食に関して海外でもブランドとなっています。海外の方に知ってもらうことができればチャンスとなりますので、ぜひ挑戦してみてください。
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