コンテンツマーケティングを成功に導くキーワード選定方法
- 2020.05.07
- コンテンツマーケティング
こんにちは。インターンの佐々木です。
本日は、コンテンツマーケティングの中でも、オウンドメディアなどを運用していく際のキーワード選定の方法をまとめました。
いざコンテンツマーケティングを始めても、適当にキーワードを選定してしまっては、思うように人が集まらなかったり、あまり意味のない(コンバージョンに繋がらない)人しか来なかったりしてしまいます。コンテンツを作るのには時間もお金もかかりますので、コンテンツ制作に入る前にしっかりと効果の見込めるキーワードを選びましょう。
コンテンツマーケティングにおけるキーワードとは
あなたがコンテンツマーケティングを始め、オウンドメディア等制作した時、作っただけでは誰もあなたのメディアを見てくれません。あなたのメディアを顧客となる人に発見してもらうには、SEO対策(検索順位を上位にする対策)などを行い、発見してもらいやすくする必要があります。
自身のオウンドメディアに来てほしい、ターゲットとなる顧客がどのようなことを知りたいのか、悩んでいるのか、そして最終的にどのようなキーワードで検索を行うのか。まずはターゲットのニーズを想定し、検索されるであろうキーワードを洗い出し、そのキーワードの検索意図を解決するコンテンツを作っていかないと、顧客に見つけてもらうこともできないし、実際に見てもらうこともできません。
検索されるであろうキーワードとはなんでしょう?
以下に例をあげてみます。
- コンテンツマーケティングのキーワードの選び方がわからないという人
→「コンテンツマーケティング キーワード選定」というキーワードで検索 - パエリアの作り方を知りたい人
→「パエリア レシピ」や「パエリア 作り方」などで検索
キーワード選定の手順
キーワードは、以下の流れで選定します。
- コンテンツマーケティングの目的を決める
- ターゲットを決める
上記2点に関しては、ターゲット選定に入る前にそもそも決めておく必要があります。今回の記事では、上記2点に関しては決まっているという前提で解説していきます。
キーワードを選ぶ主な手順は、以下の通りです。
- 関連するキーワードのリストアップ
- サジェストキーワードを含めてリストアップ
- 検索ボリュームを調べる
- キーワードの取捨選択
それでは各項目について解説していきます。
関連するキーワードをリストアップする
まずは、自社のコンテンツマーケティングの目的やターゲット層から、関連するキーワードを洗い出していきましょう。この段階では、深く考えずに思いつくものをどんどん出していった方が良いです。
関連するキーワードとは、例えばあなたが家具屋だとしたら、
- ソファ
- ダイニングテーブル
- インテリアコーディネート
などのことです。
関連するキーワードの出し方としては以下の2通りの出し方があります。
自分で出す
当たり前のことですが、自社の商品などから思いつくものをひたすら出していく方法です。自社の商品や、webサイト、パンフレット、競合のものから思いつくものを出していきましょう。
キーワードプランナーから抽出する
google広告のキーワードプランナーを活用して、予測される物を抽出する方法です。すでに、自社のwebサイトやオウンドメディアがあったり、競合やベンチマークしているオウンドメディアがある場合は、キーワードプランナーを活用しキーワードを抽出していきましょう。
サジェストキーワードを含めてリストアップする
関連するキーワードを出し終わったら、次はサジェストキーワードを出していきます。サジェストキーワードとは、例えば、「ソファ おすすめ」「ソファ 素材」「ソファ 大きさ」といったように、ソファということばと一緒に検索されるキーワードのことです。
サジェストキーワードに関しては、以下のようなツールを使い無料で簡単に出すことができます。リストアップした関連するキーワードを片っ端から入れていきましょう。
https://www.related-keywords.com/
検索ボリュームを調べる
サジェストキーワードも含めてリストアップを終えたら、次はキーワードプランナーにて一つ一つのキーワードがどれだけ検索されているかを調べます。検索されていないキーワードに対してコンテンツを作っても意味がありませんし、どのキーワードからコンテンツを作っていくかっといった優先順位も付けることができます。
キーワードと検索ボリュームについては、キーワードプランナーからエクセルでダウンロードができるので、全てのキーワードについて調べて、保存しておきましょう。
キーワードの取捨選択
最後に、リストアップしたキーワードと、検索ボリュームを見ながらキーワードの取捨選択をしていきます。まずは検索ボリュームが0のものは除外していきましょう。そのあとは、検索ボリュームと、コンバージョンがしやすそうか(コンテンツマーケティングの目的を自社商品の購入にしているなら、該当のキーワードから購入が発生しやすそうか)を考慮して、どのキーワードからコンテンツを作っていくかを決めます。
少し時間がかかってしまうかもしれませんが、実際のコンテンツ制作に入る前の大事な作業となりますので、手を抜かずにやることをおすすめします。
まとめ
今回はコンテンツマーケティング、特にオウンドメディアを作る際のキーワード選定について解説しました。現在では、キーワード選定に際して便利なツールが無料で使えるので、そういったツールも活用しながら、キーワードを選定してみてください。
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